カップ・オブ・エクセレンスのコーヒーとは

カップ・オブ・エクセレンス(以下COE)は1999年にブラジルで第一回が開かれた、スペシャルティコーヒーの品評会プログラムです。 2019年で20周年を迎えますが、スペシャルティコーヒーの最高峰のコーヒーが集まるプログラムなので、消費国はもちろん、それぞれの開催国でも最も注目度の高い品評会です。

カップ・オブ・エクセレンスの運営

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Alliance for Coffee Excellence、通称ACE(エース)という、アメリカオレゴン州、ポートランドに拠点のある非営利組織が、生産国の依頼を受けて開催する、というかたちでおこなっています。

運営にはアメリカのみならず、日本、韓国、シンガポールなど様々な国のコーヒーエキスパートが関わっていて、素晴らしいコーヒーの生産者を発見することに注力している組織であり、審査会プログラムです。

カップ・オブ・エクセレンスの審査

COEの審査は、大きく分けて2段階あります。 開催国内のエキスパートによる「国内審査」と、消費国の招待審査員による「国際審査」の2段階です。 このどちらとも、「ブラインド」と呼ばれる、コーヒーの情報が伏せられた状態で行うのが大きな特徴です。 評価はカッピング方式で行われます。
国内審査で3回、国際審査で3回、合計6回の審査が行われるので、世界で最も評価の厳しい審査といえると思います。

評価される項目は「フレーバー」「後味」「酸味の質」「口に含んだ質感」「味のきれいさ」「甘さ」「バランス」「総合評価」の8項目で、8点満点でそれぞれ採点します。
8点満点×8項目+基礎点36点=100点満点でスコアリングされ、最終的には20名前後の国際審査員の平均点でランキングされます。
開催時は80点で入賞でしたが、2019年現在の入賞基準は87点で、徐々に引き上げられて現在にいたります。 ちなみに87点を取るには最低でも8項目のうち6項目で「6.5点(とても素晴らしい)」の点数を取らなければならないのですが、この点数のコーヒーは狙って作ろうとしても非常に難しいです。
近年は生産者も生産量を少なくして(ざっと見ると平均して10BOX前後、およそ300kg)、かなり高レベルな品質管理に取り組み、出品ロットを作っているようです。

受賞コーヒーの売買

COEを受賞したコーヒーは、ACEの会員による、全世界同時インターネットオークションでおこないます。 全てのコーヒーに入札が入ると開始され、一定時間どこにも入札がなくなると終了です。
おおよそ日本時間の22:00が開始時間で、長くかかると明け方にようやく終わることもあります。
落札金額はそのほとんどが直接生産者にわたるようになっており、入賞したコーヒーにはポンドあたりNYコーヒー相場のおよそ5倍〜数百倍(!!)の金額が支払われます。
優勝ロットの落札金額がポンドあたり$100を超えることは、もはやめずらしいことではなくなりました。

COEの功績

コーヒーの世界で、「いいものを作ると評価され、大きく利益が還元される」ジャンルのものは、スペシャルティコーヒーが登場するまでありませんでした。 COEはそのなかでも選りすぐって素晴らしいコーヒーを作る生産者を発見するためのプログラムです。 スペシャルティコーヒーの生産者の9割は、小規模生産者といわれる、生産量の少ない生産者だといわれています。 そういった生産者の畑の多くは気候的に高品質なコーヒーを作るのに向いているのに、NY市場しかなかった時代には評価されることがなく、埋もれてしまっていたのです。

入賞すると大きく利益が還元され、場合によってはバイヤーと継続的な売買関係が作れるCOEプログラムは、コーヒー生産者にとっては大きなインパクトがあったことは想像にかたくありません。 また我々バイヤーにとっても、厳しい審査を経て選ばれた品質の高いコーヒーは、たとえ高額になったとしても、買う価値のあるものです。 なぜなら私たちのようなスペシャルティコーヒーを扱う会社は、ほかのどこにもない品質の高いコーヒーをお客様にお届けすることが、自分たちの価値を引き上げることにつながるからです。 そして入賞したコーヒーだけではなく、そのコーヒー生産者と直接的な関係を結ぶことは、自社のコーヒーの品質に有利にはたらくことは間違いありません。 高品質なコーヒーを、生産者と直接取引するというスペシャルティコーヒーのビジネスは、COEによってより一般的になったという見方もできるのです。

COEが始まったのがちょうどインターネットが普及しはじめた時代であったことも追い風でした。 COEの情報は基本的にオープンにされているので、生産者たちもインターネットさえつながれば、どこの、どんな品種の、どんな作り方の、どんなフレーバーが評価されているか、ということがわかるようになったのです。 この20年間のスペシャルティコーヒーの進歩は加速度的といってもいいほどですが、まちがいなくCOEはその一端を担っています。 わたしたち猿田彦珈琲はCOE入賞コーヒーの落札に継続的に関わっており、2018年コスタリカCOEでは丸山珈琲さん、山田珈琲さんとともに、COE史上最高価格($300.09/lb)で優勝コーヒーを落札しています。





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