スペシャルティコーヒーの「品種」って?
その1:品種の違いよりも大事なこと


コーヒーにもお米と同じように、数多くの品種があります。
スペシャルティコーヒーとして流通しているものだけに限っても、20種類以上の様々な品種があります。
コーヒーの品種も、味に影響を与える要素のひとつであることには間違いありませんが、かといって私たちスペシャルティコーヒー屋さんは、実は品種を頼りにコーヒーを選ぶことはあまりありません。
それは、品種よりも大事なことがあるからなのです。  

品種よりも大事なこと:品質管理

2017年コスタリカ、パティオで乾燥されるコーヒーチェリー(ナチュラル)。

品種よりも大事なこと、それは品質管理です。
コーヒーの木が健康的か?
栽培環境は適切か?
完熟したチェリーだけでロットを作れているか?
生産処理は適切に管理されているか?
乾燥は適切な乾燥率と温度、期間か?
生豆の保管環境は適切か?
といった、スペシャルティコーヒーを作るための品質管理が一定レベル以上で達成されていないと、どんなに優れたフレーバーが出るといわれている品種でも、スペシャルティコーヒーと呼ばれるだけのカップクオリティを達成することはできません。

もちろんこの話は生豆の段階で終わる話ではありません。
私たちの取り組む焙煎・抽出にいたるまで、「From Seed to Cup」の理念に基づき、適切な品質管理によってそれぞれの段階で、適正な状態を達成することではじめて、スペシャルティコーヒーがスペシャルティコーヒーとなりえます。

どれほど良いテロワール、どれほど良い品種であっても、基本的なことがちゃんとしていないと、美味しいコーヒーにはならなくなってしまう、ということなのです。

スペシャルティコーヒーのなかには、例えばゲイシャのような特徴的で素晴らしいフレーバーをもつ品種がありますが、それであっても、品種に独特の味を感じられるのは生豆の生産にコストをかけて品質管理を徹底された、トップクオリティのものに限られます。

品種の違いを楽しめるって、幸せ

2017年パナマ、完熟したコーヒーチェリー。

「この品種はこんな味がするんだ」「この味の違いは品種によるものなんだ」と実感できるコーヒーというのはそれだけで、From Seed to Cupが達成された素晴らしいコーヒーなのです。

素晴らしいコーヒーは、いい環境のいい畑で、いい生産者さんがいい品質管理に取り組み、いい状態で日本まで運び、いい状態で焙煎し、いい状態で淹れる、コーヒーが木の実の種からコーヒーという液体になるまで徹底的に品質にこだわって取り組むことによってはじめて楽しむことができます。

だから私たちは必要があれば生産者さんと一緒になってコーヒーに取り組むことができるダイレクトトレードによるコーヒーの取引にこだわっています。
お客様に美味しいコーヒーをお届けしたい一心で、誠心誠意コーヒーに取り組んできた結果、生産者さんと直接取引をするダイレクトトレードに行きついた、というのが正しいかもしれません。

私たちの商品には様々なフレーバープロファイルを載せていますが、それらはつまり、素晴らしい環境で、しっかりした品質管理によって作られているということの証明でもあります。
これからも素晴らしいコーヒーを素晴らしいコーヒーとしてお客様のもとまでお届け出来るよう、力を尽くしていきますので、ぜひ一緒にコーヒーを楽しんでいただければ幸いです。

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